彫像「Tall Tree and the Eye」
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By Cherry ParkNickel Magazine, 2009 年12月 -- 現在、ロンドンの王立美術館に展示されているAnish Kapoor のステンレス鋼の彫像「Tall Tree and the Eye」は、彼の他の二つのステンレス鋼の彫像であるシカゴの「Cloud Gate」とニューヨークのロックフェラーセンタの「Sky Mirror」に続いて、急速に英国で最もよく写真に撮られ話題になる展示品の一つになっている。 「Tall Tree」はKapoorの作品の大型展示物の一部であるが、正面のAnnenberg Courtyardを取り囲むクラシカルなバラディオ式建物の上に聳え立ち、その彫像のきらりと光るステンレス鋼の球体のそれぞれの凸面上の表面にそれらの建物を映して、場所の誇りとなっている。その彫像は見る人すべてを魅了する。実際、誰もがまず足を止め、見上げ、素晴らしい建物が無数に果てしなく、移動しながら、方向感覚を失わせるように映っているのを見て(またカメラを持った自分たち自身が映るのを見て)歓声を上げて展示場に入る。 「Tall Tree and the Eye」はシャンペンの瓶の無重力の泡にもDNAの構造にも似ているが、高さが14メーター以上、ひとつの重さが45キロ、直径1メーターの球体73個でできている。球体は316型(S31600) ニッケル含有ステンレス鋼製で、ニュージーランドのHaweraのGlobal Stainless 社が製造し、鏡面研磨を施した。同社は二重曲線成形ステンレス鋼を専門にしており、世界の球体製造業者に勝ってこの仕事を委託された。 「オーステナイト系ニッケルステンレス鋼の選択は、その優れた張り出し成形の特性に基づいた。」とGlobal Stainless 社常務のLincoln Raikesは言う。「タイプ316は耐食性を増すモリブデンを含有していることから球体の一部に選択された。これらの鋼種に起きる加工硬化は成形に役立つだけでなく、成形された部品の強度を増大させる。球体の厚さ2ミリの板の強度は、最初よりかなり高い、しかし、そのため後からのどんな小さな変更でもやりにくくなる。」と彼は言う。 「Tall Tree and the Eye」の球体の成形に使用された方法は、接合部の継ぎ目に溶接による収縮がないという点でユニークであり、従って、球体は高水準の研磨が可能である。「鏡面研磨は加工で下部にできた欠陥を目立たせるであろうが、われわれの特別な加工方法は、実際に完璧に輝くボールになるよう研磨するのを可能にしている。」とRaikesは述べ、その方法は依然として極秘であると付け加える。 Photos: Cherry Park & Stuart Lumsden, Global Stainless
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