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大気汚染会議は新世代の技術者たちに新しい方向を示す
By Richard E. Avery
Nickel Magazine, 9 月
2007 -- NACE国際大気汚染会議に出席して、化石燃料で燃焼する発電所での大気汚染管理がどのように新しく行なわれているかを聞くために、2007年6月米国ケンタッキー州Louisvilleに100人以上の人々が集まった。特に米国では政府規制のために2004年のこの前の大気汚染会議以降 排煙脱硫(FGD)系の建設が著しく増加したので、そのタイミングは適切だった。
会議の最初の2日間に、システム設計の考察を含めて、FGD系の腐食条件に対する建設材料に関する24の講演があった。排ガスは入口のダクトから入り、吸収装置を通り、煙突から出て行く。湿式FGD系では典型的に12の構成要素がある。腐食条件は、燃焼ガスが その系を通るにつれてかなり変わる。それ故、系を通るにつれ順次各種の材料が使用される。これらは最も腐食性領域における高ニッケル合金から低腐食領域におけるニッケル含有ステンレス鋼の範囲である。
FGD系材料についての有益な現況報告はニッケル協会のコンサルタントであるWilliam MathayとRichard Aery及びElectric Power Research
Instituteの技術リーダーであるDavid
Gandyによって書かれた。その報告は42の設備での材料の性能に関するEPRIの報告書に基づいていた。最も古い2つの設備は40年前に稼動し始めたものであり、6つの最も最近のものはここ10年内に稼動し始めた。調査された設備の2/3は1975~1990年の間に稼動し始めたものであり、これらのほとんどは再建されたか、大改造された。
FGD系の中で最も腐食性の領域は、吸排気ダクトと吸収装置のこれらに関連した領域です。排ガスは通常は静電集塵機を通った後で入口ダクトで直接吸収装置に導入される。ガス温度は露点より上で、120℃~200℃まで変動し、被覆なしの炭素鋼板が適切な材料となる。しかし吸収装置のすぐ前のダクト部分ではガスと洗浄媒体の戻りが深刻な腐食を引き起こす。腐食が問題である場所ではN10276や
N06022のような合金のままか合金を被覆した炭素鋼板であるニッケル合金が選ばれる。EPRIの調査では、半分以上の設備では その場所でこれらのニッケル合金のうちの一つを使うことが分かった。
会議の最終日にKentucky
UtilitiesのGhent事業所への見学会が催された。この事業所は、吸収装置と煙突を含むFGD設備を大きく拡張している。吸収装置は より新しい設計で、構造支持を外側にコンクリートを裏打ちしたStebbinsのタイルを内面に被覆して使っている。タイル構造は、N10276ドーム部の方にガス流から同伴された液滴を除去する装置であるデミスターを通って、N10276ドーム部分まで伸びる。N10276は又、金属材料が必要とされる下部部分でも使われている。
ドイツに拠点をおくE.ON.の一部門である Kentucky Utilitiesが、その旅行のホスト役を務めた。
Richard E. Avery is a Londonderry, NH-based consultant to the Nickel Institute.
Photos: ATI Allegheny Ludlum と Rolled Alloys と Thyssenkrupp VDM.
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