言葉に出そう
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「ステンレス鋼」という言葉から何を連想しますか。トロントのニッケル協会が組織した11人の小さなグループにこの質問をした時、台所用品、食器、ぴかぴかの、なめらかな、錆びない耐久性のある金属といった答えが返ってきた。 この11人の構成は、年齢は18歳から61歳の男性5人、女性6人である。彼らは、ステンレス鋼にニッケルが含まれていることを知っていただろうか。あいにく6人が知らなかった。ステンレス鋼がリサイクルされていることはどの程度知っていただろうか。9人はリサイクルされていることを知らなかったか、あるいは全くリサイクルされていないと思っていた。 この結果を紙、ガラス、プラスチックの一般的な認識と比較してみよう。グループの全員がこれらの材料がリサイクルされていることを多かれ少なかれ知っていた。わずか2人だけがステンレス鋼がリサイクルされていることを知っていた。 ステンレスがこの地球上でもっともリサイクルされている人工の材料であることをステンレス製品の購入者に認識させなければ、ステンレス製品を製造する多くの企業が、今後も販売における優位な立場を逃がし続けることになろう。 私は最近、ソファに使用されている材料の持続可能な特質を自慢しているニューヨークタイムズ紙の家具の広告をたまたま見かけた。 Crate & Barelというこの会社は顧客に同社の製品が環境面でどこよりも優れていることを伝えていた。市場にはこうした例はたくさんある。 同じように、ステンレス鋼のユーザーは顧客に対し、全てのステンレス製品の80%がリサイクルされており、ステンレスの原料は普通に60%が再生原料であるということを知らせる必要がある。 ステンレス鋼が世界でもっともリサイクルされている材料のひとつであることを知ることは、エンドユーザーに対する評判を高め、その結果、販売の可能性が増えることになろう。 こうした目標に向けて、ニッケル協会と国際ステンレス協会は印刷広告やオンライン映像(11ページ参照)での宣伝キャンペーを立ち上げた。11人のフォーカスグループを作ったのは、広告に対する人々の反応を測るためであった。 リサイクルビデオを見た後では、参加者のうち9人が、ステンレス鋼に対し、非常にあるいはいくらか前向きに考えるようになったと報告した。これに対し、残りの二人は意見がなかった。9人はまた広告によりステンレスに対する評価が大きくあるいはやや変わったと述べた。 われわれはこの結果を、視聴者にステンレスがもっともリサイクルされている材料の一つであり、紙あるいはガラスよりリサイクルされているということを認識させることに大幅に成功したと受け止めた。これからは、製品にステンレスを用いる企業が同様のことをすべきである。
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