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耐食構造のおかげで温室の寿命が延びる。
By Dr. G. Crawford
Nickel Magazine, 9 月
2007 -- ペンシルバニア州のロングウッドガーデンにある東温室は、新しいステンレス鋼の屋根の支持構造のおかげで、優雅に寿命を延ばしている。
S30403ステンレス製の中空の円柱が屋根の縦横のS30400製のトラスを支えている。すべて美しいブラスティングによる梨地仕上げである。アルミ枠のガラス板でできているアーチ状屋根で改装は完了し、温室に広々としたモダンな外観を与えている。
米国フィラデルフィアの西50キロにあるロングウッドは広さ400ヘクタール以上で、庭園、森、牧場があり、その多くは1954年に亡くなるまで実業家のPierre S. du
Pont氏の所有であった。1970年代初め、ロングウッドでも最大の温室の東温室(長さ65メートル、幅30メートル)の屋根は、アクリル板製のたる型でそれ自身を支えていた。しかし、1980年代までには紫外線のためにアクリル板の多くがもろくなり、屋根を取り替える必要があった。
イギリスの建築家のSir Peter Shepheard(1914-2002)は、当時ペンシルバニア大学におり、屋根の取替えの設計のために雇われ、1989年、フィラデルフィアにあるKeast & Hood
Co.が工事会社として契約を結んだ。アクリル板がガラスにとって代わられたが、これはこのより重い新しい屋根はそれ自身支えることができないことを意味した。従って内部から屋根を支える構造が必要とされた。技術者たちはこのガラス屋根を支えるのにどんな材料を使用すべきか決めなければならなかった。アルミは柔軟性がありすぎ、また、植物に必要な肥料と湿度に起因する腐食性雰囲気を考えると、めっき鋼板は耐久性があまりに不足していた。ライフサイクル分析の結果、ステンレス鋼は初期コストはより高いが、好ましい選択材料であることがわかった。円柱は、腐食性で肥料を含有する土壌に直接接触するのでS30403が材料に選ばれた。
フィラデルフィアのCrescent Iron Works
Inc.がこのプロジェクトにステンレス鋼を供給し、取り付けた。直径35センチの円柱はそれぞれ長さは12メートルで、二列平行のシーム溶接パイプより出来ている。S30400ステンレス製の横トラスは各対の円柱に幅いっぱいにわたしてあり、一方、縦のトラスは2列の円柱のトップによりかかっている。縦のトラスにそって1/3の二ヶ所に夏の暑さと冬の寒さの間の最大4センチの変化を調整する膨張継手がある。中空の円柱は屋根の長さにそってある樋からの雨水のための縦樋をかねている。現在、円柱にはつる草が絡んでおり、美しさを加えている。
このプロジェクトに問題がなかったわけではなかった。その多くは、ステンレス鋼部品の溶接と検査がこの地方では未経験であることによるものであった。Keast & Hoodの構造技師で支配人のFred
Baumertはこれを認め、「設計ガイドライン、溶接基準、材料の入手について多くの援助を供与された、ニッケル協会の支援が大きかった。」と認めている。
ロングウッドのプロジェクトで使用されたステンレス鋼は合計で130トンである。世界には同様の大きさの老朽化した温室がたくさんあり、ステンレス鋼の同様な用途として大きな可能性のある市場である。
Dr. G. Crawford is a Mississaugua, Ontario-based consultant to the Nickel Institute.
Photos: Longwood / L. Albee
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