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気候変動の緩和

 

THE MAGAZINE DEVOTED TO NICKEL AND ITS APPLICATIONS

March 2007
Volume 22, Number 3

 

デンマークではエネルギー生産の約20%が風力発電。これにはニッケル合金鋼が貢献。

 


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突然、炭素排出削減がG12首脳会議ですべての議題のトップとなった感じがする。期限の設定と、削減基準の調査は進行中で、進むべきロードマップに作成中である。

今年初め、国連の援助の下でIPCC(気候変動に関する政府間パネル)として知られる多国籍イニシアティブが立ち上げられ、3種類の評価報告書を出した。最初の2つの報告書は問題の範囲と気候が世界の人々の生活に及ぼす影響をはっきりと述べた。

3番目の報告書は、気候変動を緩和するために開発が必要な技術のリストを提示した。「やるべき」リストの一番初めは、社会のエネルギー生産と使用の方法で、次にすべての輸送形態の改良である。

ニッケル誌の読者は良く知っているとおり、ニッケル及びニッケル含有材料は二酸化炭素及びその他の温室効果ガスのグローバルな排出削減に決定的な役割を果たしている。このニッケル誌の2つの主要記事は、この点におけるニッケルの有益な性質を明らかにしている。

6頁から始まる本誌の特集記事は、合金鋼にほんの少量のニッケルを添加するだけで低温における鋳造品の強度特性がいかに改善されるかを説明している。ニッケル合金鋼のこのような特性は、世界の電気でますますその比率が増加している風力発電のウインドタービンのコスト効果を今後も続けて改善するのに欠かすことができない。

国際エネルギー協会によれば、2004年、再生エネルギー源は世界のエネルギー需要の僅か13%を供給したにすぎない。風力発電は現在年間約18%の伸び率となっているが、世界全体のエネルギー生産量のわずか0.064%を占めるに過ぎなかった。場所的には、しばしばこの比率はもっと高く、例えば、デンマークでは風力発電がエネルギー生産の約20%を占めた。

この評価報告書でIPCCはまたよりクリーンでより効率の良いディーゼル輸送を求めている。本誌で、我々は、どこでもディーゼルエンジンの効率を高めることが可能であろう開発について報告している。これにはディーゼルエンジン用の触媒コンバーター製造のためのニッケル合金発砲体の使用も含まれている。ニッケル合金発砲体の使用は熱量を減らし、より柔軟性のある形が可能となり、その結果、燃料消費を減少することが出来る。

これらは、温室効果ガス削減をもたらしているニッケル含有材料を含む多くの革新的な技術のうちのわずか2つである。その他の情報に関しては、ニッケル協会のオンラインアーカイブで見ることができる。

これから先を見て、我々は、ニッケル含有材料が今後も進行中の気候変動の緩和に貢献し続けると予測している。


編集発行人


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