海峡に橋を架ける
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-コンクリートの「がん」から深圳西部幹線道路橋を保護する2相ステンレス鉄筋-
Nickel Magazine, July 2005 -- 約1,250トンのステンレスS31600(12%Ni)と2相ステンレス(5.5%Ni)が香港の3車線主要高速道路橋の補強に用いられる。
長さ3.2Kmの橋はDeep Bay(深圳湾)として知られている海上に架けられNgau Hom Shekと香港深圳西部幹線道路を結ぶ。
海洋環境は炭素鋼鉄筋で補強されたコンクリート構造体に厳しい。湿った、塩分を含んだ空気がコンクリート内に侵入し塩化物が鉄筋を攻撃する。発生するさびの体積は鋼の3~7倍となり、コンクリートと金属間の結合を弱めコンクリートにクラックが入る原因となる。そのため、大規模メンテナンスが15~20年程度で必要なることがある。
このような場合、設計者は通常 S31600ステンレスを推奨する。しかし、香港ハイウェイ公社はさらに一歩進んで S32205 2相ステンレスを選択した。S32205の使用で少なくとも120年間は大規模メンテナンスの必要がなくなる。
S30400ステンレス鉄筋を使用した建設されたコンクリート構造体は海洋環境で60年以上持つことが知られているが、塩化物の量がかなり多い場合は、ほとんどの人がS31600を推奨する。このプロジェクトでステンレスを使用することは、メインテナンス・フリー期間を考えれば、高い初期投資を十分に正当化できる賢明な決定である。
香港ハイウェイ公社によると深圳西部幹線道路橋の建設費はUS$27億と予想している。
16~40㎜径のS31600およびS32205鉄筋はArminox Australia社が供給する。建設はGammonConstruction Ltd.(Australia)が行う。Arminox社は特注のプロセス機器、建設期間中にステンレスが汚染されないことを保証するためのトレーニングも提供する。
PHOTOS: Arminox Australia Pty Ltd.
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